日野自動車と三菱ふそう 来年4月に経営統合で最終合意と発表

 

​NHKニュースによると、

日野自動車と三菱ふそうトラック・バスは、2026年4月に経営統合 することで最終合意しました。新たな持ち株会社のもとで商用車の開発・生産を協力し、脱炭素対応や自動運転技術開発 にも連携して競争力を強化します。

統合後、両社は トヨタ自動車とドイツのダイムラートラック の支援を受け、アジア市場での影響力拡大を目指します。日野自動車は 親会社トヨタの子会社ではなくなり、羽村工場も2026年4月にトヨタへ売却予定です。

世界のトラック市場では、ダイムラートラックグループが最大規模を維持しており、日野と三菱ふそうの統合により 国内トラックメーカーは2つの陣営 (いすゞグループと統合後の新会社)に集約されることになります。

経営陣は「異なる文化の融合によるシナジー効果」に期待を寄せ、競争力のある日本のトラックメーカーとして成長を続ける方針です。

これらを自動車船で海上輸送するブレイクバルク海運のシェアにも変化があるかも知れませんね。

2024年の中型・大型トラックの世界販売台数(調査会社マークラインズ)

順位 ブランド 販売台数 (万台) 所属国・グループ
1位 タタ 17.2 インド
2位 フレイトライナー 16.0 ダイムラートラック(ドイツ・米国)
3位 ダイムラートラック 15.7 ドイツ
4位 いすゞ自動車 15.0 日本
5位 フォード 14.5 米国
6位 ヒョンデ 14.0 韓国
7位 重型自動車グループ 13.6 中国
8位 アショック・レイランド 11.3 インド
9位 東風自動車 11.2 中国
10位 第一自動車グループ 10.4 中国

 

 

​NHKニュース全文 2025610 2123

 

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250610/k10014831091000.html